
岡山にはミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで三つ星評価を取得した岡山後楽園があり、県内外はもとより海外からの観光客も増加しています。また、晴れの国岡山には温暖な気候に育まれた海や山の幸の優れた食材、食文化が残っています。古代吉備からつながる歴史と豊かな食を結びつけ、観光資源として磨き上げることが岡山のブランドや魅力向上につながると思い、このたびの「ガストロノミーの夕べ」を幻想庭園が開催されている岡山後楽園において開催させていただきます。
写真:岡山県観光連盟提供
参加受付は終了致しました。
プログラム
受 付(16:30~)
~鶴鳴館にてウエルカムドリンクをご準備し、皆様のお越しをお待ちしております~
第1部(17:00~18:00)
〇講演「茶祖・栄西と吉備の文化」
講師:林原美術館 館長 谷一 尚 氏
~茶祖・栄西の功績とお茶の文化、東大寺を再建し岡山にもゆかりのある重源との関係などについて解説~
〇煎茶のお点前
実演:小林芳香園 6代目 小林 将則 氏
・お茶…後楽園の茶畑で収穫された煎茶「お庭そだち」
・お菓子…空豆羹(殿様の御馳走帖より)
※空豆羹(そらまめかん)とは…江戸時代の藩主が好んだ御菓子。御後園諸事留帳等の歴史資料に基づき、お殿様の食事を再現・アレンジした料理レシピ集「殿様の御馳走帖」に掲載されている。
写真:株式会社JTB岡山支店提供

空豆羹
第2部(18:15~20:30)
〇講演「岡山の食文化と歴史 贅沢と質素倹約のうら・おもて」
講師:林原美術館 館長 谷一 尚 氏
~池田光政公の政策を中心に質素倹約と隠し贅沢から生まれたばら寿司(隠し寿司)など岡山の食文化について解説~
〇お食事 ~ガストロノミーディナー~
・お料理:ハレBento(隠し寿司)
・お飲み物:岡山の地酒、ビールなど
隠し寿司は、江戸時代に財政厳しき折の岡山藩主が出した「食膳は一汁一菜」という倹約令を背景に、贅沢を禁じられた庶民の知恵から生まれた郷土料理。隠し寿司をはじめ、岡山の食材をふんだんに使用したお弁当「ハレBento」をお楽しみください。
写真:株式会社JTB岡山支店提供
※空豆羹とハレBentoの写真はイメージです。実際の内容とは多少異なる場合がございます。

ハレBento
第3部(20:30~21:30)
20:30で中締めとさせていただきます。幻想庭園期間中、後楽園は21:30まで開園しております。お時間のある方は、庭園内を散策ください(自由解散)
| セミナー・イベント内容 | 主催:岡山商工会議所(岡山ブランド委員会) 共催:後楽園魅力向上委員会/株式会社JTB 岡山支店 後援:岡山県 |
|---|---|
| 開催日 | 令和7年8月26日(火)17:00~21:30(受付16:30~) |
| 講師 |
林原美術館 館長 谷一 尚 氏プロフィール 1952年生まれ。東京大学文学部考古学科卒業、同大学院博士(文学)。共立女子大学大学院教授、岡山市立オリエント美術館長、日本学術会議東洋学委員、日本ガラス工芸学会長を経て、林原美術館長、山陽学園大学特任教授・名誉教授。 第1部 講演「茶祖・栄西と吉備の文化」 茶祖・栄西の功績とお茶の文化、東大寺を再建し岡山にもゆかりのある重源との関係などについて解説いただきます。 第2部 講演「岡山の食文化と歴史 贅沢と質素倹約のうら・おもて」 池田光政公の政策を中心に質素倹約と隠し贅沢から生まれたばら寿司(隠し寿司)など岡山の食文化について解説いただきます。 |
| 開催場所 | 岡山後楽園 鶴鳴館(岡山市北区後楽園1-5) |
| 参加費・受講料 | 15,000円(税込) |
| 募集定員 | 40名 |
| 申し込み方法 | 当ページ下部の申込フォームよりお申込みください。 |
| 申し込み期限 | 2025/08/08 |
| 注意事項 | 〇参加費は事前のお振込みをお願いいたします。申込者の方にメールで振込先をお知らせします。 |
申込フォーム
終了しました。
お問い合わせ先
事業推進部 会員サービスグループ
TEL:086-232-2262

林原美術館 館長 谷一 尚 氏