昭和レトロな面影の残るこの五福通りは、看板建築の町並みが今も残っている全国でも珍しい通りで、昭和30年代の東京の下町を舞台とした「ALWAYS三丁目の夕日’64」をはじめ「とんび」「魔女の宅急便」「先生」「君と100回目の恋」など様々な映画やドラマのロケ地として取り上げられました。
この町並みの存在を少しでも多くの皆様に知っていただき、後世に残す一助になればとの思いからマルシェ立ち上げに向けての動きが起こりました。閑静な住宅街の中の生活道路を通行止めにしての開催ということで住民の方々の理解をいただくための対話を重ね、関係者の熱意のもと平成26年10月に第一回目の開催が実現されました。
マルシェでは西大寺地域をはじめ岡山市東部の生産者・加工業者を中心に出店いただき、出品するものも特産品や手作り品、昔ながらの良品に厳選させていただきました。また昭和レトロの町並みをより楽しんでいただくために出店者・関係者ともにレトロファッションや店舗の装飾もレトロを意識したものにしています。
また紙芝居やけん玉などレトロ遊びをお子様が体験できるイベントも行っており、お子様からおじいちゃんおばあちゃんまで皆さんに楽しんでいただけるイベントとなっています
どうぞ皆様もお越しの際はタンスに眠っている昔着ていた服をお子様に着せてあげるなどしてレトロファッションでお越しいただき、この素晴らしい町並とお買い物をお楽しみください。
西大寺五福通りレトロ・マルシェ実行委員長
米田 光雄